■WAXUP


・最終フレーム形態を再現したWAXフレームをご用意ください。

   ※WAXフレームの厚みが薄いケースはスキャンの際にエラーが出るた

  め、形態を多少変更させていただきます。(明らかに強度が弱そうな場

  合は弊社で修正させていただくことがあります。)

 

・WAXフレームは支台歯から取り外せるようにして下さい。

・ゼノスターは、クラウン形態をWAX-UPして下さい。(図5)

 

・ゼノスター(ジルコニアオクルーザル)のケースはCAD/CAMの問題で咬

 合が少し高くなる場合があります。

     図5
     図5

・ブリッジの場合、破折しないよう隣接部の厚みを十分に確保してくださ

 い。(規定のサイズはありません)

 ※特に4歯以上のブリッジの場合、破折の危険性が高いのでWAXの形

  態、厚みに注意して下さい。強度が不足している場合、弊社で厚みを

  修正させていただくことがあります。

・ノブを付与する場合は図6のように突起を付けて下さい。
 ※ノブの方向が重要なケースに関しては、図7のようにノブを最終的な

  形まで伸ばしておいて下さい。突起を付与したWAXに関しては、弊社

  で理想的に伸ばさせていただきます。ノブはきれいに再現できない可

  能性がありますので、予めご了承下さい。
 ※「ポーセレン築盛用ノブ」又は「口腔内で使用されるノブ」を指定される

  際は、指示書に明記して下さい。ノブの種類により方向や大きさを調

  整させていただくことがあります。
 ※口腔内で使用されるノブは、完成時、細くされない事をおすすめしま

  す。

      図6             図7
      図6             図7

・スキャンの精度を上げるため、WAXパターンや模型にスプレーでマスキ

 ングさせていただきます。その際WAX、模型が白くなりますが、予めご

 了承下さい。

 ※やむを得ず模型に軽くスチーマーをあてさせていただく場合がありま

  す。

・アクセスホールが必要な場合は指示書納品形態欄の項目に(✓)を忘れない

 で下さい。(図8)

 ※アクセスホールは半焼結時に手作業で開けるため、位置・方向など、

  多少WAXの状態と異なる可能性があります。可能な限り形態を近づけ

  ますが、最終調整は貴社でお願いいたします。その際、オーバーヒー

  には十分お気をつけ下さい。

     図8
     図8

WAXフレームの高さ

ディスクの高さ

9㎜

14㎜

18㎜

14㎜ディスクを使用

20㎜ディスクを使用

25㎜ディスクを使用

 

※WAXの高さに対するディスクの高さは、あくまで目安であり、支台歯

 の方向などの問題で厚みのあるディスクを使用しなければならない可能

 性があります。

 ◎WAXフレームの高径が高すぎるものや形態によっては、CAM機で作

  製出来ないか、納期が遅れる場合があります。